十勝帯広|直葬・自宅葬・施設葬
尼僧が行う小さな葬儀社
尚蓮庵(しょうれんあん)
自己紹介 青栁尚蓮 61歳
20代~特定疾患の病気になりましたが、ありがたいことに重症にならず、30代でカフェを開きました。この頃アジアへの想いを強くし、薬を抱えながらミャンマー、カンボジア、ベトナム、ラオス、チベット、インドと一人旅を始めました。
そんな中で奈良県の修験本宗の僧侶と縁をいただき、得度を受けさせていただきました。様々な国を歩く中、身体を壊したり、荷物をひったくられ頭を切るなど病院のお世話になること数知れず、多くの人への感謝の旅が続きました。
その後、中国上海に語学留学し太極拳にハマりながら2年半滞在。40代で日本に戻り日本語学校に通ったり結婚らしきことも経験しました。一般家庭に育ち僧侶になるつもりなど微塵もありませんでしたが、50代から素晴らしい出会いや師僧に恵まれて僧籍をいただけることに。看取り士、納棺士ともに縁ある人に勧められての会得でした。
東京で縁あるお寺に住み、毎朝の勤行をしながら納棺士の勉強のため学校に通って間もなく父が亡くなり勉強用の死装束を抱えて駆けつけ、家族の前でおぼつかない手で父のお着せ替えをしました。お経と写経だけの弔いでしたが、皆に感動してもらえました。
卒業後、友人のお母様の臨終の際、枕経とお着せ替えをさせて頂き、親族の方に喜ばれました。納棺の仕事に携わりたいと願いましたが、この仕事は基本、葬儀社とは独立している事もあり手紙を出しましたが却下され、年齢、経験的に無理と諦めていました。
そんな中、友人がお世話をしている、生活保護で身内はお一人の末期癌の方の相談を受けました。「友人としてお着せ替え(納棺)しますよ。身内の方に伝えて!」と出来る事を
お話ししました。一年後その友人からの電話で「結局、直葬で弔いもなく寂しい最後だった!悔しい!」と号泣する声を聴き、起業していれば、こんな悲しい声を聴かずにすんたはず! 火葬場でも弔えたのに! 後悔する人生を送りたくないと起業の意を決しました。
サポートチーム
同じ志を持ち人々の豊かな最期に寄り添おうとしておられる事業者の皆様と連携しています。最期の選択肢がよりいっそう広がりご本人様にとってもご遺族様にとっても温かい時間となりますことを願っています。
ご遺骨・エンディングサポート
株式会社 紫苑
心理カウンセリングサロン
ご支援のお願い
2020年5月13日の北海道新聞で「直葬(ちょくそう)」が 3倍近くに増えていると報道されました(全日本冠婚葬祭互助協会2015年度調査より)。直葬とは... 病院や施設から火葬場へと直行する場合のことです。直葬には「葬」という字が使われていますが、火葬までのどのタイミングでも僧侶すら呼べない(通夜葬儀なし火葬のみ)というのが現状です。
尚蓮庵は、北海道帯広市で 僧侶、看取士、納棺士の資格を持つ 青栁尚蓮が『 宗教宗派・経済的理由を超えて旅立つ方の尊厳を尊重できる、小さくとも温かい葬儀を行いたい 』と、一念発起し、立ち上がりました。全国的にも "尼僧が自ら葬儀社を設立" するのは非常に稀な試みです。
今、少子高齢・核家族化、格差の拡がりの中で、どんな最期を迎えるかが 社会的テーマとなっています。尚蓮庵は、生活保護世帯でも利用可能な料金を設定し、おひとりさま、ご夫婦 2人など様々な家族の形・経済的状況に合わせた『僧侶による葬儀』を運営します。主旨や社会的意義にご賛同いただけます方は、ぜひ、ご協賛の程、よろしくお願い申し上げます。
ゆうちょ銀行からお振込みいただける場合
・記 号 19140
・口座番号 3816391
他 金融機関からお振込みいただける場合
・店 名 九一八
・店 番 918
・口座番号 0381639
名義は、いずれもアオヤギナオコです
1口 3000円からお受けしております
皆様からの温かいご支援は本事業を通し
必要とされる方に大切にお届けします